紅茶染め|レディグレイでレース糸を染色

ハンドメイド
♡杏乃晶

紅茶染めに挑戦

思い立って思いつくまま染めてみました

紅茶染めとは

柔らかいブラウン色に染められアンティーク調に上品な仕上がりになる染色方法の一つ。

以前、レース糸で編んだドイリーを紅茶や珈琲で鍋から仕上がりの具合を染め比べしたことがあり、今回は、編む前の糸から手軽に染色してみたいと思い、鍋で煮出す方法ではなく浸けおいて染められないか試してみました。

♡杏乃晶
♡杏乃晶

だいぶ以前に染めたのでやり方をすっかり忘れていました

紅茶葉|レディグレイ

レディグレイ
レディグレイとは

歴史:1990年代に北欧向けにトワイニング社が開発。アールグレイより苦味が少なく、フルーティーで軽い飲み口が特徴。アールグレイのベルガモットのくせが苦手な人でも飲みやすいように作られた紅茶

特徴:オレンジピール、レモンピール柑橘の果皮を加え、青花の矢車菊(ヤグルマギク)の花弁がブレンドされて見た目が茶葉の中で映える

香り:柑橘系の爽やかでフローラルな香り


トワイニング社(Twinings)は、1706年にロンドンで創業した300年以上の歴史を持つ英国王室御用達の老舗紅茶ブランド

アールグレイの生みの親として世界中で愛される高品質なブレンドティーを提供している

矢車菊(ヤグルマギク)とは

  • 学名:Centaurea cyanus(セントーレア・シアナス)
    • Cyanusは、ギリシャ語で「藍色の」という意味
  • 科名:キク科ヤグルマギク属(セントーレア属)
    • 呼び名はケンタウレア属とも。ギリシャ神話に登場するケンタウロスが傷の治療のためにヤグルマソウを薬草として用いたことに因んで付けられている
  • 別名:コーンフラワー
  • 和名:ヤグルマギク
    • 花形が鯉のぼりの矢車に似ていることから来ている名前
    • 開花時期が端午の節句の季節であることも由来
  • 開花期:4月〜6月
  • 背丈:50〜60cm

やせ地や荒地でも育ち、乾燥を好むので地植えは、根付いてからの水やりの必要はなく、降雨にまかせられ肥料を与えなくても育つ

現在では、八重咲きの園芸品種が多く流通していて定番の青や紫、白の他にも、ピンクや濃い赤色の花を咲かせるものもあり、花色がとても豊富。

矢車菊の花言葉

  • 繊細
    • ヤグルマギクの特徴にちなんで付けられているそう
  • 優美
  • 優雅
  • 教育
    • プロシア(ドイツ)のルイーゼ王妃が、子供たち(後の皇帝たち)に、この花を摘みながら命の大切さを教えたという話に由来
  • 信頼
  • 独身生活
    • 欧米では、恋に落ちた独身男性がボタンホールに挿したという伝承から来て、襟元にこの花を飾る「バチェラーズボタン」という習慣から名付けられたことから
  • 幸運

初夏に咲く青や紫の落ち着いた色合いから、上品さや誠実さを意味する花言葉が多い。

古くは王族に愛された歴史や、ドイツの歴史・ドイツ皇帝のエピソードが由来

染め方

  • 色味の調整: 濃い色にしたい場合は紅茶の量を増やすか煮出す時間を長くする
  • ムラ防止:糸を浸す際はムラにならないよう時々かき混ぜる
  • 仕上がり: 濡れている時より乾いた時の方が薄くなる

ポリエステル、化学繊維はほとんど染まりません。

下準備

下準備をする理由

紅茶染めの仕上がりを均一にし、色落ちを防ぐため。ムラを防ぐことができる。

最も重要なこと

  • 洗濯して汚れ・糊(ノリ)を落とす
    • 中性洗剤を入れたぬるま湯でよく揉み洗いをし、新品の糊のついた布、油分を完全に落としておく。
  • 布に十分、水(豆乳)に濡らしておく
    • 汚れを落とした布(染めたい素材のもの)を水(もしくはぬるま湯)に30分から1時間ほど浸す。濡れた状態のほうがムラがなく浸透しやすくなる
    • 染める直前に軽く絞っておく。
    • タンパク質処理=色持ちが上がる:綿や麻→2倍に薄めた牛乳に30分ほど浸けておく。牛乳のたんぱく質が染料を吸い込み、色が浸透しやすくなる。

「たんぱく処理」と言われる、牛乳や豆乳に浸ける工程がなくても染めることはできるけれど、処理することでしっかり染めることができる。

必要な物

  • 染める素材(布、糸など)
  • 紅茶(茶葉または、便利なティーバッグ)
    • 水1リットルに対して紅茶パックなら4個から5個
    • 茶葉なら12g程度
  • 塩もしくはミョウバン
    • より定着させたい場合に染液に少量加える
  • トング、菜箸
  • 染めたいものがたっぷり入る鍋、ボール

今回、染めた方法が鍋で染める方法ではなく、熱湯を使い器に浸して染めてみました。しかも上記の下準備をせずに染めた後に、染め方の方法をみて下準備なしで大胆に染めてしまいました。

機会があれば、下準備をしてから染めてみたいと思います。

♡杏乃晶
♡杏乃晶

今度は珈琲でも染めてみたいです

紅茶染めの手順

  1. 下準備(洗濯)
  2. 紅茶液を作る
  3. 染める
  4. 色止め
  5. 仕上げ

染めたいものをたっぷり浸かる大きさの鍋に、10分ほど紅茶を煮出して濃い色の紅茶液を作る。

弱火で煮込む場合

下準備の済んだ染めたいものを鍋の中に入れ、15分から30分ほど弱火で煮る。時々ムラを防ぐためかき混ぜます。

火を止めた後に浸け置く場合

鍋の火を止めてから、下準備の済んだ染めたいものを鍋の中に入れます。

トングや菜箸を使って、時々混ぜながら好みの色合いになるまで30分から2時間浸します。浸すだけで火はかけません

取り出して水洗いをし、ムラがあったり薄いと感じたら、再度浸けておいた鍋を沸かして、同じ手順で染めていきます。

色止め

大きな鍋や器、洗面所(洗面ボウル)などにぬるま湯をはり、塩かミョウバンをおよそ大さじ1を入れて

簡単な方法で、塩水なら10分ほど浸ける。

定着させたい場合は、ミョウバン水は1時間ほど浸け置きます。

その後、洗濯をして陰干し。

色移りの可能性があるので、他の物との洗濯に注意が必要になります。

絞り染めのアイデア

布を輪ゴムで縛ってから染めると、模様がつく

染まり具合

本来の手順をせず染めてしまったレース糸

糸が絡まないように縛って染めたのと、やはり下準備せず染めてしまい色ムラができてしまいました。

色は、思っていたよりもしっかりと染色できました。

もともとの、オフホワイトのレース糸と比較するとベージュ色に。

左側のレース糸は、市販の生成り色になります。

染めた糸を使っての試作品

初めは、刺繍糸で縁取り縫いをしようかと思いましたが、同じレース糸を使ってコード編みと合皮と縫い合わせるため、縁編みにしてみました。

染める前のオフホワイトのレース糸の作品

生成色のレース糸

こちらの⬆

「【手作りキット】ハート型縁どり刺繍ストロベリークォーツの天使のバッグチャーム」

の下に敷いているレース編みで用いた糸は、市販されている生成色の糸で編んだドイリーになります。

ドイリーとは

ドイリー(doily)は、花瓶やテーブルウェアなどの下に敷く、レースや刺繍が施された装飾用の敷物

もともとは、食卓でデザートやフィンガーボウル用に用いられた小ナプキンが起源。現在はインテリア雑貨としてテーブルや棚を可愛らしく優雅に演出するアイテムとして親しまれている

縁どりに小さなビーズやドロップビーズなどを編み込んで華やかに彩る作品も

インテリアのオブジェの下に引いたり、コースターやランチョンマットのように使用してお洒落に楽しめる

日本では「レース編み」という呼び方をされている

こちら⬆にも使用しているドイリー

パイナップル編みのドイリーです

編みごたえがあります

パイナップル編みとは

パイナップルの果実に似た楕円形の透かし模様を放射状や連続状に配置した、かぎ針レース編みの技法

YouTube動画

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